グアム滞在中の一連の支払いをクレジットカードで行おうと思っている人が念のため確認すること

ちょっとしたメモ

既に何度も海外でクレジットカード払いを行なっていて小慣れている人には無用なエントリーだけど、今度の海外旅行でクレジットカードをメインで支払いを行なおうと思っている人へ、事前に確認しておくべきことをまとめてみた。僕の場合はグアムでの体験記だけど、書いてある内容はそこそこ普遍的ではあると思う。

基本スタンスとして、どんなお店でもまずはカードを提示して断られたら現金を出すという姿勢で臨んだのだけど、打率は9割以上で、現金もほとんど持ち歩く必要がなくて実に快適だった。現金はほとんど使ってなくて、後述するけど、80ドルキャッシングしたら、帰国時には手持ちの現金が150ドルくらいになっていたというほど。

実に快適だったのでもう一度グアムに行くとしたらクレジットカード払いを確実に選択すると思うけど、とはいえ、全てがスムーズだったわけではなくて、学びも結構あった。


グアムのクレジットカード支払いはどこまで通用したか

まずは、クレジットカード払いで問題のなかった場所の一例を書いておこうと思う。

  • JPスーパーストアやマイクロネシアモールなどメジャーなショッピングモール
  • TGI Friday’sやIHOP、PROAなどメジャーなレストラン
  • ペイレススーパーマーケット(マイクロネシアモール店)の買い物
  • ホテル内のレストラン
  • ABCストア(コンビニ)
  • ホテル脇の露店風なかき氷屋

一方で、現金しか使えなかった場所もごくわずかあった。

  • マイクロネシアモールのフードコートのうどん屋
  • ココナッツを売る屋台
  • ビーチサイドの貸しパラソル

うどん屋は意外だったけど、貸しパラソルは流石にこりゃカード支払いは無理だろうと、ダメ元で聞いて見たところやはりダメだった。あまり田舎には行ってないのでその辺は不明だけど、基本的にはカード払いで通用すると思って良いとは思う。


たまにパスポートを求められるので要注意

基準がよくわからないのだけど、クレジットカード支払いをすると、ID(海外旅行者の場合は基本的にパスポート)を見せてと言われることがたまにあった。3、4回はあったのだけど、頻度は多くなかった印象。具体的にはJPスーパーストアとペイレススーパーマーケットで提示を求められた。

調べるとカードの盗難防止などの理由で、カードの名義とIDの名義を照合するために行なっているとか。そういう理由であればどこで要求されてもおかしくはないので、基本的には、いつ提示を求められても対応できるようにしておきたいところ。


ABCストアなどカード端末を自分で操作する場合がある

レジでクレジットカードを渡そうとしたら端末を指さされることがたまにあった。

ABCストアは完全に自分で操作するので初見だとちょっと焦る。ABCストアの場合、カードを端末の下から挿して、しばらく待つと暗証番号を求められるので入力して終了、とかそんな手順だった。他のお店でもクレジットカードをスライドさせたり差し込んだりすることもあって、それほど頻繁ではないのだけど、たまに端末の調子が悪いのか2、3回読み込ませたり、読み込ませる方法を変えたり(スライドor下から挿入)、挿してから5秒くらい待ったりするなど、初見殺しも甚だしい。困ってる素ぶりを見せたら、なんとなく教えてくれるのだけど、できれば事前に前の人などの支払い方法を注意深く見て手順を確認しておいた方が良いと思う。

なお、これは自分でなく、お店の人が操作する場合も同様で、プロが操作してくれてるから安心と思いきや、2、3回読み込ませたり、読み込ませる方法を変えてみたりして、それでもうまくいかない時は、なんかちょっとうまく読み込めないから他のカードある? と聞いてくることもしばしば(滞在中に3回はあった)

クレジットカード払いは大体どこでも通用するのだけど、端末の不調や操作方法の不備などを考慮して、カードは2枚現金も多少持ち歩いていた方がよいとは思われる。


飲食店でのカード払いの方法を確認しておく

日本の場合、お店の人が伝票を持ってきたら、カードを渡して、再び持ってきた伝票に署名をして、レシートをもらって終了、という流れが一般的だと思う。海外でも基本的にはこの流れなのだけど、チップと伝票の枚数に違いがある。

こちらが大変分かりやすいので、やはり事前に確認しておきたい。

持ってきた伝票の請求金額と、チップが含まれているかどうかを確認した上で、カードを挟んでお店の人に手渡す。再度、伝票を持ってきたら、2枚ある伝票のどちらが自分用の控えであるかを確認してお店用の控えにはチップの金額と署名を行う(自分用にも念のため行う)、という流れ。

僕は最初は自信がなかったので現金でチップを支払ってたのだけど、その場合は、伝票に署名した上で、チップ欄には念のためバツとか“Pay in cash”と記載しておくと良いとか。あるレストランで、このお金は何? と聞かれてチップだと答えると、なるほど〜と言っていたので、クレジットカード払いでチップだけ現金で払うというのは、あまりメジャーでない方法なのだと思う。


カードで支払った際のレシートは全て保管しておこう

実は僕はほとんど捨ててしまってたのだけど、レシートを保管しておくのは重要らしい。請求金額が実際に使った金額と一致していることを確認するためで、仮に覚えのない請求をされてクレジットカード会社に連絡することになった際に、反証の書類として提出することになるとか。逆に言うとレシートがないと、記憶と異なる金額を請求されていても反証の方法がないということとなり、万が一の場合に泣き寝入りすることになりかねない。

レシートをもらったら面倒でもまとめて持ち帰って、利用明細が計上されるのを待ってから破棄したい。


最低限の現金の入手方法を考えておこう

クレジットカードで支払いをするといっても、まれに非対応のお店もあるし、ホテルのチップなどは現金でしか支払えない。多少は現金を持ってた方が良いけど、最低限の労力で現金を入手する方法が何があるだろうか。


現地ATMでキャッシングで入手する

言うまでもないけど基本的にはこれがメインの入手方法。そこらへんにある現地銀行のATMでクレジットカードのキャッシングを利用して現地通貨を入手するという方法。下記のエントリにも書いたけど、ATM手数料などがかかるので、他の方法があるならそれにこしたことはない。

海外旅行で外貨を入手するなら両替よりキャッシングがお得?そうでもなかった
この間、グアムに行った際に、ドルの入手方法について一通り調べてみた。空港での両替が王道だと思うけど、キャッシングの方がお得っぽいという情報を入手したので、僕も実際に試してみたところ、海外ATMの手数料が高くて、全然お得ではなかった。鵜呑みに...



同伴者が空港などで両替する際についでに両替してもらう(または借りる)

同伴者が身内で現金主義の場合は実はこれで良かったりする。ただし、海外ではクレジットカード一枚あればOKだから現金なんて不要だよ! という態度で頼むと、当然怒られるので低姿勢でお願いする。



同伴者と割り勘でご飯を食べた時、カードでまとめて支払いし、同伴者から現金をもらう

同じく同伴者が現金主義の場合だけど、ついでに両替してもらう方法より、スムーズに現地通貨を手に入れることができる。具体的には到着直後のお昼ご飯や夜ご飯の支払いをクレジットカードで行なって、同伴者から現金をもらうという手法。いやいや、そこまでするならキャッシングで良いだろうとツッコまれるのは承知の上だけど、わざわざ書いたのは、まさに僕が期せずしてこの方法で大量の現地通貨を入手してしまったから。キャッシングで80ドル入手した直後に、複数人で夜ご飯へ赴き、現金の手持ちも少ないのでカードでまとめて支払ったら、みんなから現金が大量に舞い込んで、無駄に現金が増えたという経緯がある。


キャッシング予定の人は端末の操作方法を確認しておこう

ATMの操作方法に不安がある人は事前に確認しておくと良いと思う。こちらJCBのサイトはシミュレーションもできてかなり良い感じ。

僕もシミュレーションをして万全の体制で臨んだのだけど、なんと、日本語対応している端末だったので全く意味がなかった。

ちなみに、カードを入れてから、端末がカードを認識するまでの時間が結構長いので焦らないよう要注意だ。カードが出てこなくなっても絶対にその場を離れてはいけないと肝に命じておこう。


小額紙幣の入手方法を考えておこう

キャッシング派の意外な盲点がこれ。ホテルにチェックインして荷物を部屋まで運んでもらった際のチップを支払うために1ドル札が必要だけど、キャッシングでは小額紙幣は出てこないので支払うための1ドル札がないという事態に陥る。

買い物で崩す

順当な方法はキャッシングで入手した20ドル札を買い物で崩しておくという方法。ホテルのチェックインまでと考えると空港到着直後にキャッシング→買い物までを行う必要があって、ちょっと煩わしくはある。

チェックイン時にホテルのフロントで崩す

フロントに手間をかけてしまうけど、おすすめするならこれ。これならキャッシングは空港でもホテルでもよくて、荷物を運んでもらうのにも間に合う。20ドル札を1ドル札に両替してもらうくらいなら、フロントも慣れたもので嫌な顔をせず対応してくれる。英語に自信がなくても、20ドル札を渡して「change to small」とかで十分伝わる。


余った現地通貨は円に戻さず持っておきたい

と、ここまで最低限の現地通貨や小額紙幣をどうやって入手するかを書いてきたのだけど、最低限で良いのに毎回気にするのは実に面倒。できれば自然に湧き出してくれるのが理想なは。ならば、帰国時に現地通貨を円に戻したりせず、そのまま持ち帰って次回に備えるのが一番良かったりする。

もちろん資金に余裕がなければ使えない方法だけど、数千円分くらいならドルで持ってても問題ないという人なら、また海外に行く時に備えてパスポートと一緒に保管しておくと良いと思う。次回はそれを持ってくだけでOKだ。

帰国前の空港で現地通貨の小銭を使い切ろうと試行錯誤してる人とか結構いるけど、1ドル札なら前述の理由で使い道が結構あるので、何なら買い取ってしまっても良いくらいではないかと思う。


以上、事前に気になることを潰しておいて、快適なクレジットカードライフを送ろう!



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