インデックスファンドに投資している人はETFの購入も検討すべき



ETFのことを知らないでインデックスファンドとか言っていたのを、ちゃんと理解している人が聞いたら腰を抜かすかもしれないけど、僕が知らなかったのだから、ちょっとだけかじった人とか、他にも知らない人がいるはずだ。というわけでそんな人向けのお話。


え、ETF?何それ?

株とか投資信託とか売買していたらもしかすると視界の片隅をかすめているかもしれないけど、ETFという金融商品がある模様。結論から言うと、インデックスファンドに投資している人はETFを活用することを検討すべきだと思われる。

ETF(Exchange-Traded Fund:上場投資信託)はインデックスファンドと同じように、日経平均株価やTOPIXなどの株式指標と連動した運用成果を目指す”金融商品取引所に上場している”投資信託です。

調べ始めてこんな記載を見た瞬間の僕の率直な感想は、「え? それ、インデックスファンドじゃん。この間買ったばかりだし」というもの。ただ、なんかちょっとメリットがありそうな感じ。

まずは”投資信託を上場する”の意味が全くわからないので調べ始める。残念ながら、ちゃんと解説しているページはない模様。本ならあるようだ(ETF投資入門 (日経文庫)
そこまで知りたいわけではないので、この本のレビューだけ読んでたら、以下のように解釈すれば良いことが分かった。

ある会社の所有権を切り分けて売買するのが株式であり、
複数の会社の株式を一まとめにした上で、その所有権を切り分けて売買するのがETFである。

なるほど。なんとなく納得したから今度は違いを調べよう。


ETFと投資信託の違い

通常の投資信託

  • 上場していない
  • 1日1回算出される基準価格で1日1回のみの取引
  • 販売会社に対して販売手数料がかかる
  • 基準価額で購入する
  • 信託報酬がETFより高い傾向にある
ETF

  • 上場している
  • 取引時間内であれば相場の動きを見ながら売り買いが可能
  • 株式の購入と同様に証券会社に対して購入手数料がかかる
  • 株式の購入と同様に指値や成行で購入する
  • 信託報酬が通常の投資信託より安い傾向にある

通常、インデックス投資をするのであれば、信託報酬が安ければ安いだけ良いというのが鉄則なので、この瞬間、「通常の投資信託」<「ETF」の構図ができあがってる。

確かに調べると人気銘柄の1位、2位の信託報酬(管理報酬)はどちらも0.05%/年と驚異的な安さだ。
1位 VOO:バンガード S&P 500 ETF
2位 VTI:バンガード トータル ストック マーケット ETF

しかも、この1位のバンガード S&P 500 ETFを検索すると、ウォーレン・バフェットが妻にすすめたとか書いてたりする。これはもう、調べ切るまで勢いは止められない。


でも何かいろいろ難しいんでしょ?

ETFの方が信託報酬が安いのは分かったけど、それだと今日日、ニッセイとかの投資信託ばかりが話題にあがっているのが納得できない。何か難しいことがあるはずだ。

すると、確かに、買付手数料がかかるから少額投資に向かないとか、確定申告が必要とか、そもそも少額では買えないとか面倒くさそうな話がどんどん出てくる。

だけど、どうもSBI証券のNISA口座で買う場合は当てはまらないようだ。

  • SBI証券だとNISA口座からの海外ETFの買付手数料が無料?
    • 海外ETFは購入時の手数料がかかるため、分散投資には向かないとの話だけど、SBI証券のNISA口座からであれば買付手数料が恒久0円とのこと。
  • 海外株式の配当金は二重課税されるので確定申告が必要?
    • SBI証券のNISA口座で買い付けた外国株式に対してはそもそも国内の所得税・住民税が非課税になるため、確定申告不要とのこと(参考
  • 最低購入金額が高く、まとまった金額でないと買えない?
    • 2万円で買えた(下記参照)


じゃあ、ちょっと買ってみるか、え?外国株式口座の開設が必要?

取引しようとすると外国株式口座の開設が必要だと言われて海外ETFだと単価すら見れない。

これはちょっと手間がかかりそうな流れになったぞ、と思ったけどとりあえず開設しておいて損はないのでどんどん進んでみよう。

これは口座開設の初期画面

ここで開設の申し込みボタンを押して、
登録内容を確認して同意して次へ
書面の内容を確認して同意して次へ
外国株式取引に関する記載内容を確認して同意して次へ
外国株式取引に関する説明書の内容を確認して同意/承諾するをクリック

と、開設できてしまった。なんだこのお手軽さは。

とはいえ外国株式口座というからには、円から通貨を変えた上で、この口座に入金する必要があるのでは、と思って、あちこち見てみると通常の口座に円の買付余力があれば、”円貨決済”を選択することで特段のアクションなく購入できる模様。なんというお気軽さ。


早速、海外ETFを買ってみよう

ここまで来たら後は買ってみるだけだ。
こんな時のために17年のNISAの取引枠を20万円分残していたので、NISA口座からの取引もできる。事前調査によると手数料もかからないとのことだから、少額でちょっと買ってみることもできるはず。

海外ETFといえ銘柄はたくさんあるけど、今回は信託報酬が0.05%と恐ろしく安く、不動の人気を誇り、かつ、バフェットが薦めたというS&P500連動型をチョイス。

バンガード S&P 500 ETF(VOO)、君に決めた

取引画面で株数と指値を指定するのは、まさに株式取引そのものだ。

216ドルで買えるというので、1株なら2万円強で買えるということか。とりあえず4株ほど指定。預かり区分をNISA預りとして、決済方法を円貨決済にする。

どうやら問題なく取引できる模様。国内約定予定日が翌日になっているのはアメリカの市場だからかな。右下の概算手数料「ー円」がポイント。通常の株式取引だとここに139円とか表示されるので、手数料無料という事前情報は本当のようだ。

翌日の朝一で確認してみると口座(外貨建)に追加されていた。無事、約定された模様。


小1時間で海外ETFホルダーになれる

ETFってなんぞやというところから入り、実際に海外ETFを購入するまで小1時間。
SBI証券に口座があってNISA口座で取引をする場合に限るという、ちょっとした障壁はあるけど、インデックスファンドに投資している人ならETFの購入も検討してみたら良いかなと思う。国内ETFも投資信託より信託報酬が安いものが多いけど、特に海外ETFは0.1%以下が多数あるからね。

何しろ海外ETFホルダーという響きが格好良いのもある。俺、バフェットがオススメするバンガード S&P500 ETF持ってるぜ。という、資産運用には全く意味のない、ちょっとした優越感こそ、大して面白みのない長期保有に必要なスパイスじゃないかな。



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