山崎元氏の 『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』 を読んで、投資信託を買うときに注意すべきことで書いた、以下の方針に従い、早速、投資信託をNISA口座で100万円分購入してみた。
- 投資信託の信託報酬(運用管理費)がなるべく低いものを選ぶ
- 買付手数料が低いものを選ぶ
- NISAの非課税枠を活用する
投資信託のファンド選びも、やはり山崎元氏の教えに従い、インデックスファンドから選定。
山崎元氏曰く「株価の将来なんて誰も正確に予測できないし、大多数の投資信託の運用成績はどうせインデックスファンドに及ばないのだから、強いて言うなら信託報酬が安く、少しは運用益を期待できるインデックスファンドを選ぶべし」とのこと(概ね)
念のためお伝えしておくと、インデックスファンドというのは、「日経平均株価」や「TOPIX」「日経225」といった株価指標をベンチマークとして、銘柄構成をほぼ同じようにすることで、指標に連動することを目指すファンドで、基本的には運用者が機械的に銘柄を購入するので手数料が安い。
対極にあるのがアクティブファンドで、これは運用者が様々な運用方針で銘柄を調査し、売買を行うファンドで、ある意味、投資のプロが代わりに有望銘柄を売買してくれるということだけど、手間がかかるため購入時の手数料や信託報酬(管理費)が高い(ものによるが年間で平均1.6%くらいとられる)
僕は、タイミングが悪かったのもあるけどアクティブファンドで痛い目を見ているので、今回は素直にインデックスファンドを選択。
今回選んだのは以下の2つのファンド。
買付手数料:なし
信託報酬/年:0.2052%
信託財産留保額:なし
買付手数料:なし
信託報酬/年:0.216%以内
信託財産留保額:なし
前者は日経225インデックスファンドの内、現状で最も信託報酬が低いファンド。
一番人気なのは「ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド」だけど、信託報酬は0.27%なので、三井住友TAMの方が大分安い。
「大和-iFree 日経225インデックス」も0.2052%と、同じ信託報酬だけど、純資産が少ないので却下とした。もっとも、三井住友TAMの純資産は9億7,500万円で、ニッセイは1千億超えのため、安定性を語るのであれば全然比較にならないのだけど(三井住友TAMの純資産額は増加の方向にあるので一応よしとした)
後者の外国株式のインデックスファンドは信託報酬が最も低いのがニッセイで、純資産額もトップであるため、ニッセイ以外を選ぶ必要なし。
信託報酬の安いインデックスファンドを買うと決めると、ほとんど選択肢はないから最小限の判断で良いのが投資の初心者としては助かるところ。根強い人気のニッセイを選んでも良いし、信託報酬で選んでも良いけど、取り得るパターンはほとんどない模様。
SBI証券の取扱銘柄で信託報酬が0.54%以下で検索すると114ファンド、国内株式と外国株式に絞るとわずか49ファンドだから、後は指標を日経平均にするのかTOPIXにするのか日経225にするのかくらいを選べば良い感じ。
今回は選んでないけど、以下の比較的新しめのファンドも信託報酬が非常に安くて、国内株式のインデックスファンドを買うなら候補として良いかもしれない。
信託報酬/年:0.1944%
設定日:2016/11/21
日経平均株価(日経225)(配当込み)の動きに連動する投資成果をめざします。
長期保有目的だし、そもそもインデックスファンドなので逐一運用実績を確認するつもりも報告するつもりもないけど、別途、記事にしてる通り、WealthNaviのAI投資にも手を出してるので、来年NISA口座に更に積み立てる際には、どちらかに寄せるか、並行稼働するか考えないと。
コメント